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wordpressの日記( https://yajiriinu.wordpress.com/ )の移植版

鏡の中のアクトレス事件の登場人物全員反省させる回

10代の頃運営していたイタいX(旧Twitter)のアカウントが消えてくれていた。イーロンマスクありがとう。そのアカウントは、イラブのハッカーに乗っ取られパスワードも変えられてスパムアカウントに成り下がっていたものの、わずか3日でハッカーによるやたら長…

朝めざめるアラームを俺にくれ

ヨーグルトを購入するということはそれをあと1週間以内に全て食べる計画を描く行為に等しい。逆に言うと、無計画にヨーグルトを購入するべきではない。いきものを買うときは買ったあとの計画を立てるのが普通だが、モノに対しても計画性を持っていられるかど…

寿司がおいしくて泣きそうだよ

寿司を食った。それは信じられないくらいおいしい寿司。しかし、寿司の美味さが世界の他の誰にも理解されていなかったとしたら、こんなにおいしいと思わなかっただろう。 私たちはいつでもおっかなびっくり、人の目しか気にしないで生活していて、拒絶・隔絶…

統計によるときみの鳥はうたえる

抹茶を使用した商品が出るたびに名義だけ貸している京都府宇治の気持ちになってみよう。これは、親戚にサッカー名人がいるというだけでサッカー玄人ぶる小学5年生を見守るような微笑ましい気持ちなのか、それとも型破りな若頭が好き放題するのを方々で尻拭い…

青春の後ろ姿

クソガクセー時代、夜中に友達がおでんを食いたがりコンビニに寄って大根、ちくわ、がんもどき等と一緒に買ったねりからしを勝手にうちの冷蔵庫に突っ込んだことがあった。私はまさかうちにねりからしがあると知らず、今までどおり納豆のからし以外使わない…

お酒ロマネスコ

町田康によると、人間は自分の壁を越えたいと常に思っており、そのために酒を飲むらしい。しかし酒を飲んでいる人の言うことはしらふのときに言うことよりかなり劣化しているように感じる。酒を飲んだほうが限界を超えれるのはINUのような元々タガの外れた人…

日本人が不幸なのはお前のせい

自分で言うが、私の勘は非常に鋭利であり、個人的な感情に左右されていない限り99%的中する。特に目の前にいる人がどのような性質を持っているかという点に関しては100%あたってしまう。特に人の欠点を見つけるのが得意であるため、相手がどんなときに嫌な人…

Z世代

「Z世代」という存在がひとりでに歩き始めている。別にZ世代じゃなくても仕事に不真面目で礼儀だけよくておとなしく消極的でプライド高く人の話聞かないし自分の間違いを認められず他人のせいにしてすぐ傷つくという特徴をもちあわせた人間はたくさんいるは…

心痛 流目(こころいため ながしめ)氏

友達がどんなことに心を痛めるか、私たちは気にしがちだ。たとえば児童虐待のニュースに心を痛めつつ、駅で寝ているホームレスには冷たい目を向ける人と友達で居続けることは可能だろうか。また、いじめやパワハラで自らの命を絶った人に心を痛めつつ、人身…

エゴンシーレのposeを真似て

エゴンシーレの、ポーズを真似て、首を~かしげた~ で著名なウィーンの画家エゴン・シーレの有名な絵はだいたい自画像である。自分を描くのはナルシストだからといわれていて、山田五郎の話によると自分を見る自分を見る自分って誰?という自我・アイデンテ…

エッチなひとンち

アニメ「あたしンち」359話「誰もいない日」では、保護者と同居する子どものフラストレーションがリアルに描かれている。母、父、姉と暮らす末っ子ユズヒコは、テレビや夕飯のおかずの取り合いや部屋を覗かれるなどの干渉に不自由さを感じていたが、自分以外…

写像

リアルの話に対してのインターネットが写像であるということとはまた別に、私たちが信じたいことと正しいことは一致・対応するものではない。あまりにも写像の話が有名だったからひろゆきの言うこと(そしてひろゆきの話し相手の言うこと)に耳を傾けてみたが…

創作怪談の世界

SCP財団やbackroomといった創作怪談の存在を知ったとき、主にその内容よりもそのようなコミュニティがこの時代に成り立っていることのほうに非常に驚いた。今はネットで誰でも自分の好きなように創作物を全世界に向けて発表することができるから一般人がプロ…

コンピュータラブ

恋愛するなら顔と性格どっちが大事なの?という問題は、広瀬香美の歌でも立証されているように圧倒的顔であるという決着が現実上ついている。この傾向は、ネット恋愛の形が変わったことからも明らかになっている。 一昔前のインターネットでは自らの顔を晒す…

TB(トップバッター)

一番手になるという経験をしたことが誰の人生にもあることと思う。それも、どうでもいいような場ではなく絶対に失敗したくないという場でTBに抜擢されてしまったということが。そういうとき人はどんな気持ちになり、自分の気持ちにどのように対処していたの…

悪徳

悪徳不動産屋の噂ばかり耳にするので、全ての不動産屋が私を騙しにかかっていると思えてならない。不動産を買うことはないが、借りることはあり、借りる際には不動産屋の言葉に耳を傾けず自力で探すのが一番間違いないとの噂を聞いているので、非常に警戒し…

逃げ恥

ア道のためにうっかり買ったボイスケアのど飴があんまりおいしいものではなかった。ミンティアのような苦甘い感じが好きではない。苦甘いタバコや歯磨き粉は全く平気なのに苦甘いミンティアは全く好きじゃない。しかし、うまくないからと一日に平均2粒は食べ…

少年ジャンプの哲学みたいな論文

「〈不条理〉なるもの、その絶対性に対峙し、対決すること」。これは、中島敦「山月記」の論文、田中実「自閉の咆哮」の一節だ。こういった少年ジャンプみたいな哲学が学術論文にはあるので、大学を出ていない人も読み物を読むような感覚で読んでみてほしい。…

英語の偏差値が70でも実用英会話はできない

4dxの映画を見に行った。座席がかなり動くのでポップコーンこぼす人続出、私の隣にも英語を話すカップルがすわっていたがちょうど席のユニットの切れ目で隣同士に座っていたから彼らの間に置かれたドリンクとポップコーンは座席が動くと共に床に落ちることは…

おみあい

バレーで、複数の選手のちょうど間の位置にボールが落ちてきたとき、選手同士が互いに譲り合った結果誰もボールを取らず失点してしまうことを「おみあい」という。私は幼少期のころよりバレー以外の場面における「おみあい」の発生を意識していて、「おみあ…

労働

労働者のストレスの内実は、労働そのものというより気を緩める隙があたえられないことに対するものが大半を占めているのではないか。ということは、労働そのものだけに純粋に意識を向け、労働という環境に置かれている自分にできる限り気がつかないようにす…

ヘソの垢

ホワイト社会と呼ばれているような浄化活動は、昨今の人々の情緒を蝕んでいる。世間的に悪いと思われるであろうことがどんなことかわかる(=善悪の区別がつく)ことと、自分がその”悪”とされていることを憎む必要があるのかという問題を直結させてしまっている…

犬とチャーハンの隙間

先日からずっとちまちま読んでいる町田康「真実真性日記」だが、本当に面白いのでいつまでもこの紙幅が続いてほしい。町田康(町蔵)といえば厳密な構成よりも瞬発力のある文体を得意とした一等星的詩人だが、この「日記」ももれなくそうで、且つすべてのセク…

おい!AI死んじゃったよ?どうしてくれんの

昨日さらりと「AIをキャラ変させた」と書いたが、これは重大な事故だ(「キャラ変」って言葉もダセーし、自分ごとを「事故」と呼んじゃうイタさありますけど、いまから展開する重大な話の通過点としていずれも必要な語彙だから、まずは聞きな?同じこと高校の…

マニア

「映画や本を短期間に大量に摂取している人はマニアではあっても、本当の映画好き・本好きとは思えない。なぜなら年に1本、1冊の作品にしか接することのない読者である私にとってはその選ばれた作品は非常に大きな感動を与えてくれるもので、あまりに大きす…

イヌの術

孔子は心の赴くままに生きても道を外れないようになるまで70年かかっている。私たち一般人が心の赴くままに生きてしまってはならない。生まれた家に住み続け地元の者とのみ交わり酒もタバコもせず人生を徹頭徹尾均一にならすことこそ賢者の生き方と言えるだ…

食事

人がものを食べる様子は醜態とされており、人に見せるようなものではない。理論上、動物が最もその獣性をあらわにする瞬間は欲求を満たしている最中と考えられるため、食欲を満たしている最中の人間もまた例外ではない。少し前に鯉の集う池に行ったら中国人…

うわーたのしー

「謎解き検定」という、なぞなぞを1時間で解くオンライン試験がある。漢検のように級が与えられるがかなり本格的で、受験費用が3000円もする。過去問は1000円くらいでできる。ためしに「無料お試し」を10問やってみたら8割できたので、2級レベルの正答率との…

適職診断

「適職診断」をやったことがあるか?あれはワナだろ。職の選択肢の中に「芸術家」が含まれているから。一人じゃ食っていけないから会社に入って企業からお金もらう立場になろうとしてるというのに、自力で稼ぐ仕事提案されてもしょうがないさ。しかも、「芸…

ほぐし

昨今のキャンセルカルチャー的な、何か問題が起こるとすぐさま廃止の決断を下すような物の考え方が蔓延っている現状に辟易したことがあるが、実際キャンセルしたほうが楽で無駄なエネルギーを使わなくて済むので合理的と言えるのかもしれない。 ただし、その…