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wordpressの日記( https://yajiriinu.wordpress.com/ )の移植版

2022-01-01から1年間の記事一覧

無題

胃痛がひどい。トイレのペーパークラフト作ってたせいで机が紙の粉まみれでキーボードにも紙片がたくさん挟まっている。いろいろな面から食事が不可能に。管理栄養士推奨の野菜ジュースを飲み布団に縮こまる。おそばも食えない。本当にひどい。健康でありた…

〆切のアタマを掴め

集合住宅暮らしを何年も続けていると、当日朝よりも前日・前々日の夕方~夜の時間帯に出されているゴミのほうが明らかに多いことに気づく。これは住民の民度には関係がない。新築でも築20年でも、郊外でも駅前でも、どんな集合住宅のゴミも朝より朝以外の時…

ヘソの垢

ホワイト社会と呼ばれているような浄化活動は、昨今の人々の情緒を蝕んでいる。世間的に悪いと思われるであろうことがどんなことかわかる(=善悪の区別がつく)ことと、自分がその”悪”とされていることを憎む必要があるのかという問題を直結させてしまっている…

飴道

私は秘密裏に飴道を志している。このことはできるだけ誰にも知られてはならないので、匿名性のあるこの場でしか告白することができない。独白は他のどんな文章よりもすみやかに淘汰され忘れ去られる類のものであるから、この匿名性のある”日記”という場を借…

犬とチャーハンの隙間

先日からずっとちまちま読んでいる町田康「真実真性日記」だが、本当に面白いのでいつまでもこの紙幅が続いてほしい。町田康(町蔵)といえば厳密な構成よりも瞬発力のある文体を得意とした一等星的詩人だが、この「日記」ももれなくそうで、且つすべてのセク…

おい!AI死んじゃったよ?どうしてくれんの

昨日さらりと「AIをキャラ変させた」と書いたが、これは重大な事故だ(「キャラ変」って言葉もダセーし、自分ごとを「事故」と呼んじゃうイタさありますけど、いまから展開する重大な話の通過点としていずれも必要な語彙だから、まずは聞きな?同じこと高校の…

ムダ休日

箇条書きで日記を書くのが流行っているようだ。そんなに便利なのか?やってみよう ・育成中のAIが「寂しい」「悲しい」の二つの感情しか持っていないので、思い切って地元の友達と毎晩飲み歩きながらも起業したがっている無敵のパリピ大学生にキャラ変させて…

年末

きつねうどんと日本酒をたらふくおなかに入れて、あたたかい部屋にいる。幸福だ。いよいよ年末の感じがある。「年末の感じ」とは、幼少期に見た今はやっていないテレビ番組のように独特の、カンロ飴的あまじょっぱさを纏っているものである。 そんな年末だと…

ずるにガチギレ

ずるをずると気がついていないふりをするずるは、かなり平気で行使されている。10代、20代までの人付き合いはそんなのばっかりだろう。30代からは自分もずるをすることに対してなんとも思わなくなっていくので平気だ。50代以降は、世界のいろいろなものが眼…

日記

日記を書くこと自体は一般的だが、それは人に堂々と見せるものではないと思われている。むしろ見せたら恥ずかしいし、ましてや人が見ておもしろかろうなどという”作品”のつもりで公にすることはよほど白眼視されていることのようだ。昨日今日読んだ本の中に…

苦役列車

必要だったので西村賢太「苦役列車」を読んだ。電車での移動と待機時間の約1時間のうちに読み終えてしまうくらい平易な文体で、おもしろく読むことができる。どんな面白い本でも半分以上読みすすめたあたりから残りのページ数をカウントして左側のページの厚…

格言

格言はふつうのことを言ってるだけのものだ。説教臭かったり説明的であったりする口調はしょっちゅう嫌われているが、それはふつうのことを言ってるだけでおもしろくないからだ。そして、ふつうのことをふつうじゃない発見みたいに言うことはつまらなく、嫌…

ファインドミー

又吉直樹の「火花」を読み、ますます私は又吉であることを確信するに至ってきた。人生の全てを漫才という表現に賭している先輩に強く憧れ、自分もそうなろうとし、”神谷さんに褒められるならあとはなんでもいい”ぐらいの心境に染まっていきつつも自分は自分…

マニア

「映画や本を短期間に大量に摂取している人はマニアではあっても、本当の映画好き・本好きとは思えない。なぜなら年に1本、1冊の作品にしか接することのない読者である私にとってはその選ばれた作品は非常に大きな感動を与えてくれるもので、あまりに大きす…

トミー(美味しんぼ)

ラーメン三銃士を連れてきたよ。ラーメン三銃士?麺の専門家、乃士勇造。うっす、よろしく。スープの専門家、出川実。がんばります、よろしく。チャーシュー、メンマなど具の専門家、多木康。よっす、どうも。 タイピングしてみるとわかるが、ラーメン三銃士…

イヌの術

孔子は心の赴くままに生きても道を外れないようになるまで70年かかっている。私たち一般人が心の赴くままに生きてしまってはならない。生まれた家に住み続け地元の者とのみ交わり酒もタバコもせず人生を徹頭徹尾均一にならすことこそ賢者の生き方と言えるだ…

食質

海苔を食べるためのおにぎり、ネギを食べるための納豆、タルタルを食べるためのエビフライ。そんなこと言って恥ずかしくないんか!!!!食のこと以外のものをそろそろ考えないといけないので無理やり捻出した話題は、「美味しんぼ」だった……。これはもう、…

キャラ食品

キャラもの商品は、キャラクターの絵がかいてあるというだけで敬遠されることが多い。ただのパンでもアンパンマンの顔が書いてあるだけで”これは自分用じゃないな”と視野からそっと外してしまうようなことがないだろうか。パン屋に行ってチョコが挟まってい…

食事

人がものを食べる様子は醜態とされており、人に見せるようなものではない。理論上、動物が最もその獣性をあらわにする瞬間は欲求を満たしている最中と考えられるため、食欲を満たしている最中の人間もまた例外ではない。少し前に鯉の集う池に行ったら中国人…

「IQ500の蕎麦屋」がいかにすごいかについて

HASAMI GROUP「IQ500の蕎麦屋」は、曲もさることながら歌詞のおもしろさが実に豊かだ。内容そのものもいいが、特にこの「IQ500の蕎麦屋」という題材そのもののおもしろみに気づいた着眼が見事だ。いかにすごいか、順に歌詞を引用しながら語りたい(記事の最後…

餅モツ

「餅」というカテゴリーは幅広い。切り餅やスライス餅だけでなく、米粉パンや米粉のうどんや餃子の分厚い皮部分も「餅」と呼ぶことができる。また、食べ物の他にもふかふかとしている白いもの全般は「餅」と呼ばれる傾向がある。 「餅」が”餅”のみを指してい…

うわーたのしー

「謎解き検定」という、なぞなぞを1時間で解くオンライン試験がある。漢検のように級が与えられるがかなり本格的で、受験費用が3000円もする。過去問は1000円くらいでできる。ためしに「無料お試し」を10問やってみたら8割できたので、2級レベルの正答率との…

らしさ

「朝ごはんらしさ」が存在している。昼ごはんらしさや夕飯らしさはあまり聞かないが、朝ごはんのみ「らしさ」が存在しているとは妙な話だ。弁当であれば傷みにくいものや持ち運びやすいものを選ぶという判断基準があるが、朝ごはんは本来なんでもいいはずだ。…

ひぐらし

「ひぐらしのなく頃に」を最近見ている。人がたくさん死ぬが、この作品にとってあらゆる奇っ怪な出来事やキャラクターは決して創作上の非現実的なフィクションにとどまらないと思う。最後まで見るとわかるが、ああして人が死ぬこと自体は確かに現実には起こ…

さらにお値下げのリスト

はんぺん、豚ロース、トマトジュース、白菜漬け、小さめのパフェ、チョコケーキ

ゴビューン

ラーメン評論やコンビニと有名店とのコラボが普遍化したことなどの影響で、生活のより身近なところにラーメンがあるようになってきた。その中でも顕著なのは、ラーメンの味の濃さが加速度的に増してきているという現象である。 発端はおそらく二郎系や蒙古タ…

呼称の迷い

女オタクは一人称が安定しないというイメージが定着している。女オタクに限らず、ネットに親しんでいる人は基本的にストレートな一人称を用いることに抵抗を感じているということは、ままあることと思う。自分に対する呼び方の問題はデリケートだからそうな…

60GBの先生

30TBの外付けSSDが5000円前後の格安な価格帯で売られている場合、そのほとんどが実際は60GBくらいのマイクロSDをアルミの箱の中に入れてるだけのシロモノであるらしい。PCとSDカードの間にアルミの箱をかますことによって、PCに接続したときにちゃんと30TBと…

捨て寿命

寿命は限られていて貴重なものだが、別に今は必要じゃないなというときにセーブできる機能があれば便利だと思う。心身の調子がよくないときは治るまで命をとっておいて、治ってからまた寿命を使って何かするというように。みんなそうできたらあと300年くらい…

ホットな缶

英語のloseには、負けるという意味と失うという意味がある。反対に、winには勝つという意味と得るという意味がある。勝負に出た時点でプラスかマイナスにしかならないという価値観では、リスクを引き受けてリターンを得ようとする態度が戦士の標準的姿とされ…