悪徳不動産屋の噂ばかり耳にするので、全ての不動産屋が私を騙しにかかっていると思えてならない。不動産を買うことはないが、借りることはあり、借りる際には不動産屋の言葉に耳を傾けず自力で探すのが一番間違いないとの噂を聞いているので、非常に警戒している。自分が住む家のことを他人に任せっきりにするなんてことはよほどの大マヌケモノでなければしないことだとは思うが、やはり「あ、その物件ないんすよ。こっちならあるっす」と嘘を言われて無理やり不人気物件を契約させようとするケースは警戒しておかなくてはならない。あといろいろな不必要な保証や保険をやたら契約させようとするものも。これは本当に法的に規制してほしい。IHの物件で火災保険加入必須は意味わからん。そう思わないか？IHでどうやって火を起こすというのか。放火でもされない限りうちは炎上しない。最低だ。
不動産屋の近くの書店に立ち寄ると、1階の一番入口に近い棚にビジネス書が所狭しと並んでいた。好かれる方法、稼ぐ術、節税のすべて。ふざけないでおくれ。こんな本は悪徳不動産屋が書いて悪徳不動産屋が買っているとしか思えない。私たちの火災保険のキックバックで集まったお金で高級車を乗り回しテキトーな本を書きその本の広告を電車に貼り付け書店では入口付近に置かせる。そんなことするくらいなら私の本を出版させなさい。正直、松本智津夫や少年Aでも出版できるのが本というものなので、私の本が出たってなんの違和感もないはずだ。こういった個人の思いを鼻で笑い飛ばし(自らの鼻息のあまりの勢いにハナクソまでもが飛び出ていることに悪徳業者は気がつきもしない)、年金しかたよるところのないお年寄りを蔑んでいるようなところが悪徳だと私は主張しているんだ。私に変な物件を勧めてきたら本当にそういう本を書いてやる。
