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wordpressの日記( https://yajiriinu.wordpress.com/ )の移植版

google社

googleのポイントが貯まっているので電子書籍を買ったら、縦書きの本を無理やり横書きに直していてわけわからなかった。ページは右から左に進んでいくのに字の進む方向は横。なぜそんなことするの?紙の本をスキャンしたものを出してくれればいいのにそうしない理由があるのだろうか。現在あらゆる図書館でコレクションの電子化が進められているが、その方法のほとんどは紙の本をそのままスキャンするというものだ。わざわざレイアウトを改変したりフォントをメイリオにしたり、あろうことか縦書きを横書きにするなどという愚行を働くことはありえない。本当に悲しい。電子書籍は元々本をアイテムみたいに扱ってる感じが嫌いだったがますます嫌になった。本は情報ではない。モノではない。余白の広さ、文字の大きさ、フォント、ページ数、すべて出版社と著者の魂が宿っている表現物であることをわかってほしい。これは、文学以外の本でもそうだ。料理の本だってフォントを改変されたら著作者の意図からはかけ離れたものになってしまうのだ。それをこんなふうにしやがって。私の払ったお金はきちんと出版社や著者にいくんでしょうね?こんなことがまかり通るのはおかしい。理にかなっていない。著作者も読者も悲しい気持ちになる本の代金をgoogle社がせしめるという構図は本当に理不尽だ。この理不尽と対話せよというのか。ふざけるな。google社は人が人生にかける情熱をなめないでくれ。