以前、日記を書くことについてこのような記事を書いた。要するに、より良い記事を書きたいからフィードバックとして多くの人に読んでもらうことによって客観的評価を知りたいのに、私の書きたいものを書くより凡庸でつまらない記事を書くほうが読まれる現状に嘆いているという内容だ。
嘆いてばかりでもしょうがないので、凡庸でつまらない記事を書いて反応を探った。これがその記事である。
その結果を以下に分析する。
まず私は多くの人の目に触れるべくwordpressとはてブロとnoteにマルチポストしている。前者二名は主にgoogle検索によってブログの外部から見に来る人が多いが、閲覧数は少ない。一方noteは、詳細な統計情報を公開してくれないので不明だが、noteユーザーからの閲覧が多数あって、数も多い。「スキ」や「ビュー」も各記事にそれなりにある。
しかしながら、noteの「ビュー」や「スキ」は信用ならないということが、以下のしちゃおじ氏の記事によりわかった。
まず、noteの「ビュー」とは
・おすすめに流れた数
・自分や他人が記事ページを開いた数
を合計した値らしい。肝要なのが、wordpressやはてブロではログイン状態で自分の記事を見るとカウントされないのに、noteではセルフビューも含まれてしまうこと。そして、noteでは記事ページを開かなくても(中身読まれてなくても)「ビュー」にカウントされてしまうことだ。また、noteでは、まだ初めて間もない超無名ユーザーの記事も平等におすすめ記事に流れるようになっているらしい。私の記事は読まれていないのに、「ビュー」がすごく多くついていることになってしまう。上の記事では
『noteは読まれる！』という評判も立ちますので、これからブログを始めようと検討しているユーザーをnoteに取り込むこともできます。
とある。noteの運営は卑しい。私もnoteなら読まれると思って始めてしまった。
さらに衝撃的なことに、さっきの凡庸記事の「ビュー」と「スキ」の数は投稿から半日後にこのような数値を示している。
緑の「1」が「ビュー」、「0」はコメント、赤い「15」が「スキ」だ。
おかしいと思わないか？1回しか表示されていないのに少なくとも15人がこの記事の存在を知っていることになる。それに、記事ページを開いたなら「ビュー」が増えるはずだから、この「スキ」をしているやつらは多くても1人しかこの記事を読んでいないことになる。
調べると以下のしちゃおじ記事に有用な情報が見つかった。
要するに、クリエイターページ(noteではブログのトップページがないかわりに、投稿者のプロフィールページがトップページの機能を兼ねている)から記事を読まずに「スキ」を押すとこうなるらしい。しちゃおじ氏は、自分が「スキ」をした相手にクリエイターページから「スキ返し」をされた場合を想定しているが、私は誰の記事にも「スキ」などという生ぬるい馴れ合いボタン(だって読んでもないのに「スキ」なんだろ？馴れ合い以外の何者でもない)を押した試しはない。
いずれにしても、「スキ」も「ビュー」も私の記事が本当に読まれたことを証明するものではないようだ。
サンキュー、しちゃおじ氏。今後も3つの媒体を使って日記の更新をし続けるが、もう二度と普通の記事は書かない。普通が一番クソだ(だって読まないんでしょ？読んでもないのに読んだようなフリすんな)。私はnote運営と承認欲求を満たすためだけに他人の記事を読まずに「スキ」をしに来るような、そういうずるさを絶対に許さない。
こっちはずるを許さないというだけで記事をひとつ作ったんだ。こっちは読めよ
