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wordpressの日記( https://yajiriinu.wordpress.com/ )の移植版

初見案件

どこの水族館に行ってもジンベエザメジンベエザメだしチンアナゴチンアナゴミズクラゲミズクラゲだ。水族館の生物には個性が求められていない。どちらかというと水族館の演出のほうに個性が求められているといえよう。

しかしこれは人間でも同じことだ。不動産屋は不動産屋、ラーメン屋はラーメン屋、どこへ行っても目的は同じだが出てくる物品やサービスが異なる。特に顕著なのは土産物屋で、同じ地域の中であればどこへ行っても土産物のラインナップは同じだが接客サービスや値引き具合など店員のオリジナル要素といった演出部分に私たちはその店の本質を見ている。中の生き物より水槽の方が重要なのだ。

しかし、水族館で楽しめるかどうかは客のほうにかかっていると言うこともできる。ジンベエザメチンアナゴも陸上で暮らす人間にとっては珍しい生き物で、水族館に行かないと見ることはできない。1日にいくつも水族館をはしごしていたら楽しめないが1年ぶりならだいぶおもしろがることができるだろう。ということは、ラーメン屋、不動産屋にも1年おきにしか行かないようにすればどこだって良いように感じられるのではないか?いやそんなわけない。私には初めて依頼した害虫駆除業者に頼んでもない作業を何の断りもなしに勝手にされ、電話で抗議してもすっとぼけられたので全ての通話履歴を録音した上で消費者センターに電話しクーリングオフさせたという、人生の汚点がある。こんなに醜い抵抗を、一般人にさせていいわけがないだろう?初見の会社を絶対に信用してはいけない。向こうはいつでも遁走する準備はできてるからな。